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日本語版 Tasker ユーザーガイド : Scenes

~ シーン ~

Taskerの主要な四つの要素、Profile(プロファイル)、Task(タスク)、Variable(変数)、Scene(シーン)のうち「シーン」について見ていきます。

Taskerでは、メッセージの表示や入力を求めるためのダイアログウインドウのことを ‘Scene(シーン)’ と呼びます。

シーンはウィンドウ自体を指す名称で、そこに配置されたテキストラベルやインプットボックスなどの要素のことは ‘Element(エレメント)’ と呼びます。

シーン上に配置されたエレメントには、タップや長押しなどユーザーの操作に応じて呼び出されるタスクを指定することが出来ます。これによってシーンをグラフィカルなユーザーインターフェイスとして利用することが出来るようになります。

普通は自分用のタスクの簡単なインターフェースとして使いますが、Taskerではタスクやシーンを独立したアプリケーションとして公開する機能もあるので、そのような場合UIの重要性は高くなります。

シーンとは

Introduction(序説)

scene (シーン)とは、elements (エレメント)のコレクションを含むグラフィカルユーザーインターフェイスのことで、エレメントに対してユーザーが操作を行うことで、関連付けたれたタスクを実行できます。

Taskeではシーンをポップアップやダイアログ、メニューあるいはユーザーの入力を受け取るために使いますが、 シーンはユーザーの要求に応じて、いつでも表示させることができるので、ユーザーが簡易アプリケーションとしてデザインしたり、既存のアプリケーションの追加メニューのように表示させたりすることができます。

シーンはグラフィカルなエディター上で、エレメントをドラッグアンドドロップするだけで簡単にカスタマイズできます。

シーンを表示する

アクション
  • Enter Key
  • HTML Popup
  • Lock
  • Menu
  • Popup
  • Popup Task Buttons
  • Variable Query

これらのアクションは同名の組込みシーンを使用しています。これらのアクションを使ってタスクを構成すると、メイン画面のシーンタブに関連するシーンが表示されます。例えば、全てのポップアップは同じシーンを使っているため、統一されたスタイルで表示されますが、カスタマイズすることも可能です。

アクションで指定されたパラメーターは、シーンの表示前に適用されます。一例として、Titleエレメントを持つシーンには、アクションのTitleパラメーターに指定されたテキストが適用され、必要に応じてリサイズされます。

次のようにして、Popupアクションなどで表示されるシーンを異なるスタイルにすることができます。

  1. シーンタブに表示された組込みシーンを長押ししてクローンを作成します。
  2. クローンを編集して、内容を変更します。
  3. アクション編集画面で、目的のポップアップアクションのLayoutパラメーターにクローンシーンを指定します。
シーン関連のアクション

Create Scene, Show Scene, Hide Scene, Destroy Scene これらのアクションによって、シーンの表示などライフサイクル(シーンの作成から破棄までの一連の流れ)を通じての操作が簡単にできます。これらのアクションは、シーンタブ上で既にデザインされているシーンに対して行われます。

通常、Show Sceneアクションと、Destroy Sceneアクションのみが使われますが、場合によっては作成されたシーンを非表示にしておいた方が都合がいい場合があります。

  • シーンを破棄するのではなく、非表示にすることで、次に表示するときまでエレメントの設定が保持されます。
  • シーンのエレメントに適用された値が、特定のイベントに応じて変更されるので、必要に応じていつでも設定をすることなしに表示させることができます。

Scene Elements (シーンエレメント)

各シーンは、いくつかのエレメントで構成されます。

エレメントは、次の三つの主だった構成要素から成ります。

Geometry (配置)

スクリーン上での位置とサイズです。エレメントの配置はシーン編集画面から指定することができます。

Content (内容)

スクリーンに表示する内容と、その見栄えです。

エレメント編集画面のUIタブから指定します。エレメントによってはBackgroundタブを持つものもあります。Menuエレメントは更に追加のタブを持ちます。

Event Tasks (イベントタスク)

ユーザーがエレメントを操作したときの動作です。

エレメント編集画面で目的のエレメントをタップして表示されるタブのうち右側のいくつかのタブで指定します。エレメントの種類によって、異なるイベントがあります。一例として、ボタンエレメントにはTAP(タップ)タブと、LONG TAP(長押し)タブがありますが、Sliderエレメントにはvalue-setイベントがあります。

全てのタスクは、シーンを表示しているタスクより一段上の優先度で実行されます。

イベントタスクで設定されたローカル変数の値は同じシーンの他のエレメントからも参照できます。

Scene Element Actions (シーンエレメントアクション)

アクションのScenesカテゴリーには、シーンエレメントの属性を設定するための各種アクションがあります。これらアクションは次のような目的で使われます。

  • スライダーの値がセットされたときに、関連付けられたマップエレメントの縮尺を変える。
  • 現在の画面の明るさに応じて、エレメントのサイズを変える。
  • シーン内でエレメントを動かす。

エレメントに関連付けられてたアクションは、シーンがCreate SceneアクションまたはShow Sceneアクションによって既に作成されている場合に使用可能です。作成されたシーンが非表示でもかまいません。

Scene Edit (シーン編集画面)

シーン編集画面では、自作のシーンの編集を行います。

編集画面は、次の三つのエリアで構成されています。

Display Area (表示エリア)

編集画面の中心になる部分です。ここでは、エレメントの位置とサイズを変更できます。表示エリアには、二つのモードがあり、右下隅の虫眼鏡アイコンで切り替えられます。

Preview Mode (プレビューモード)

このモードでは、シーンを実際に表示されるときと同様に表示します。

  • シーンの端の方をドラッグすると、サイズを変更できます。
Editing Mode (編集モード)

このモードでは、編集しやすいように拡大して表示されます。

  • 何もない領域で長押しすると、その場所に新しいエレメントを作成できます。
  • エレメント上で長押しすると、そのエレメントのオプションを表示します。
  • エレメント上でタップすると、そのエレメントを編集できます。
  • エレメントの中央をドラッグすると、そのエレメントを移動できます。
  • エレメントの端をドラッグすると、そのエレメントのサイズを変更できます。

エレメントのリサイズや移動の際には、配置を容易にするために、エレメントの周囲がグリッドに沿って配置されるようにスナップされます。グリッドサイズは各シーンごとに設定でき、メニューのGrid Sizeの項目から変更することができます。

Tool Bar (ツールバー)

Undo (取り消し)

過去20ステップ分の操作を取り消すことができます。

New Element (新規エレメント)

シーンの中央に新しいエレメントを作成します。シーンに既に多くのエレメントがあり、空き領域を長押しして新しいエレメントを配置できないような場合に便利です。

Touch Mode (タッチモード)

ディスプレイをタップしたときの動作の違いによって、三つのタッチモードが用意されています。Normalモードでは、既に書いたとおりの動作をします。Moveモードでは、エレメントの移動のしやすさを重視しています。Resizeモードでは、サイズ変更のしやすさを重視しています。

Menu Options (メニューオプション)

Background Colour (背景色)

複雑な背景を設定するには、エレメントを長押ししてbackground erement(バックグラウンドエレメント)に指定することができます。また、単一色の背景で十分な場合は、メニューオプションのこの項目から指定できます。

ただし、バックグラウンドエレメントが既にある場合でも、背景色を指定した方がいい特殊なケースがあります。シーンは、それが配置される場所にあわせてリサイズされますが、状況によっては(例えば、フルスクリーンのアクティビティとして表示される場合など)、配置される場所の一部に隙間ができることがあります。これは、シーンの縦横比(幅と高さの割合)は、常に一定だからです。このような場合、できた隙間は指定された背景色で塗りつぶされます。

Element Long-Click Options (エレメントを長押しして表示されるオプション)

Set Background (背景に設定)

背景に設定されたエレメントは、いつでもシーン全体をカバーするようにリサイズされ、他のエレメントの選択に干渉しにくくなります。この設定を解除するには、背景上で長押しして表示されるオプションからSet Foregroundを選びます。

Pin (固定)

エレメントの配置が確定したら、他のエレメントを選択するのに邪魔にならないように、位置を固定できます。この設定を解除するには、固定されたエレメントを長押しして表示されるオプションからUnpinを選びます。

Set Depth (深度の設定)

それぞれのエレメントは、そのエレメント固有の深度を持っています。エレメント同士が重なり合ったとき、より深い深度を持ったエレメントはより浅い深度を持ったエレメントの後ろに隠れます。

Orientation (画面の向き)

エレメントの位置とサイズは、デバイスの向きによって変化するディスプレイの表示方法、すなわち、portrait(縦長)とlandscape(横長)に対して、個別の設定が可能です。

シーンが表示されたときに縦または横のディスプレイの向きに対して、位置とサイズの設定がされていないと、Taskerは設定されている向きの位置とサイズに基づいて、エレメントがシーンに収まるように配置しようと試みます。

Scene Properties Edit
(シーンプロパティ編集画面)

シーンの一般的な属性の設定をします。属性の種類ごとにタブに分かれています。

シーンの基本的なタイプ(オーバーレイ、ダイアログ、アクティビティ)はそれぞれ異なる属性のセットを持っています。 ‘UI’ タブの ‘Property Type’ パラメーターにはどのタイプのシーンの属性を設定中かが表示されます。

UI(ユーザーインターフェイス)タブ

シーンの見た目と内容を設定します。

Geometry(形状)

(※ビギナーモードでは表示されません。)横画面や縦画面でのシーンの縦/横のサイズをピクセル単位で精密に指定できます。

Orientation(画面の向き)

縦画面や横画面でシーンがどの様に表示されるかを設定します。dAndroid 開発者ガイドでは、色々なオプションが解説されています。

‘Action Bar Style(アクションバーのスタイル)’ 、 ‘Title(タイトル)’ 、 ‘Subtitle(サブタイトル)’ 、 ‘Icon(アイコン)’ 、 ‘Tab Labels(タブのラベル)’ の各オプションはいずれもアクティビティシーンにだけ関係する項目です。

‘Icon(アイコン)’ オプションではアクションバーの左上に表示されるアイコンを指定します。これをタップすることで ‘Home Tap’ イベントが発生します。

‘Tab Labels(タブのラベル)’ オプションはアクションバーに表示するタブのリストをコンマで区切って指定します。いずれかのタブが選択されると ‘Tab Tap’ イベントが発生します。

Actions(アクション)タブ

アクティビティシーンにのみ関係があります。

それぞれの行がアクションバーのアイテムの設定になります。左から、

アイコンボタン
アイテム用のアイコンを指定します。
ラベルテキスト
アイテムに付けるラベルです。
アクションボタン
アイテムがタップされた時に実行されるアクションを指定します。

新しくアイテムを追加するには、画面の下部にある十字のアイコンをタップします。アイテムの右側をドラッグすることでアイテムの並べ替えや削除が出来ます。

アイテムがメインバーに表示されるか ‘Overflow Menu(オーバーフローメニュー)’ (※アクションバーの右上に表示される3つの点のアイコンをタップすると表示されます。)として表示されるかは次のルールによって決まります。

  • アイテムを示すアイコンは常にメインバーに表示されます。
  • スペースがあればアイコンとラベルが表示されます。
  • オーバーフローメニューににアイテムを示すラベルが表示されます。

Event Tabs(イベントタブ)

イベントタブでは、ユーザーがシーンに対して何か操作をした時にTaskerがどの様な動作をするかを設定します。ほとんどの場合タスクの指定だけで構成されますが、場合によっては特定のイベントに対してのみ指定したタスクが動作するようイベントのフィルタリングを設定できます。

タスクがイベントに対してどの様に動作するのか、または複数のイベントに対応するタスクがどの様に動作を切り替えるのかを判断したい場合に、Taskerは特定のローカル変数にイベントに関する情報をセットします。そういった変数を参照する場合も、通常タスクから変数を参照する場合と同様に変数の選択アイコンからアクセスできます。

以下の変数はいずれのタスクからでも参照が出来ます。

%scene_name
イベントが発生したエレメントを持つシーンの名前
%event_type
発生したイベントの種類 【例】 Tab Tap
Key(キー)タブ

‘Dialog(ダイアログ)’ タイプと ‘Activity(アクティビティ)’ タイプのシーンにのみ表示されます。

キーが押されてそのイベントが他の場所で利用されない場合に発生します。

‘Edit Text(エディットテキスト)’ エレメントにフォーカスがあると、キーを押したときに発生するイベントは全て吸収されてしまい、個別のキープレスイベントは発生しないことに気を付けてください。

キーイベントに対してフィルターは次のように働きます。

‘Keys’ パラメーター
対象とするキーを限定するための ‘/(スラッシュ)’ で区切られたリストを指定します。それ以外のキーイベントについてはシステムに渡されます。いずれのキーも指定しない場合は、全てのキーが対象になります。キーの指定はキーの値またはキーコードで指定します。【例】 back/78/a
Stop Event(イベントの停止)パラメーター
チェックが入っていると、対象のキーイベントはシステムに渡されません。ユーザーが「戻る」キーを使ってシーンを閉じる操作を無効にしたい場合などに使います。

以下の変数は、キーイベントで起動するタスクから参照できます。

%key_code
キーコードがセットされます。
%key_name
キーの値(種類)がセットされます。

キーコードとキーの値の一覧はAndroidのキーイベントリファレンスページにあります。Taskerでは入力の手間を省くためにキーコードのプリフィックスを省いてあります。

Home Tap(ホームタップ)タブ

‘Activity’ タイプのシーンが選択されていて、 ‘UI’ タブでアイコンが指定されている場合にのみ表示されます。

アクションバーの左上に表示されるアイコンがタップされた時に発生するイベントです。

Tab Tap(タブタップ)タブ

‘Activitey’ タイプのシーンが選択されていて、 ‘UI’ タブで1つ以上のタブラベルが指定されている場合にのみ表示されます。

アクションバーにあるタブがタップされた時に発生するイベントです。

以下の変数は、タブタップイベントで起動するタスクから参照できます。

%tap_index
1から始まるタブ番号です。
%tap_label
‘UI’ タブの ‘Tab Labels’ パラメーターで設定したタブラベルです。

Button (ボタン)

説明

Android標準のボタンに、アイコンおよびテキスト、あるいはその両方を表示できるようにしたものです。

パラメーター: Position (位置)

Label(ラベル)オプションとIcon(アイコン)オプションの両方が指定されている場合、Positionパラメーターはラベルオプションの位置を決定します。アイコンはラベルに対して反対側に配置されます。

Events (イベント)
  • タップおよび長押し
Related Actions (関連のアクション)

Check Box(チェックボックス)

説明

項目の選択状態を示すAndroid標準のチェックボックスです。

Events (イベント)
Related Actions (関連のアクション)

Doodle (ドゥードル)

説明

ドゥードルとは、ユーザーが手書きのイメージを作成できるスクリーンです。

ドゥードルエレメントをクリックすると編集できます。

公開したくなるような傑作ドゥードルができた場合、作成されたドゥードルは/sdcard/Tasker/cache/doodles ディレクトリに保存されています。

Events (イベント)
Related Actions (関連のアクション)

Edit Text (テキストボックス)

説明

Android標準のテキストボックスです。

テキストボックスは楕円形のシーンには使用できません。

パラメーター: Position (位置)

テキストボックス内のテキストの位置です。

パラメーター: Text Width Scale (文字幅の倍率)

テキストを横方向に縮小(マイナス値)、拡大(プラス値)するための倍率です。

Events (イベント)
Related Actions (関連のアクション)

Image (イメージ)

Events (イベント)
Related Actions (関連のアクション)

Map (マップ)

説明

マップエレメントは、見た目はグーグルマップのマップウインドウに似ていますが、より自動化されています。

マップエレメントは、シーンに一つだけ配置できます。楕円形のシーンには使用できません。

Related Actions (関連のアクション)
Events (イベント)

Menu (メニュー)

説明

メニューは個別にアクションを割り当てたいくつかのアイテムを表示します。各アイテムにはテキストとアイコンを割り当てることが出来ます。

パラメーター: Source (元データ)

メニューのアイテムは直接入力するか、変数配列によって設定します。配列を使う場合、リストには配列の全ての要素の値が含まれます。【例】 %var(1), %var(2) など。

直接入力する場合には、エレメント編集画面の ‘Item’ タブをタップすることでアイテムを選択します。デフォルトの(最初に選択されている)アイテムは左側のチェックボックスで指定します。

パラメーター: Selection Mode (選択モード)

3つの選択モードがあります。

single (単独)
あるアイテムを選択すると、既に選択されていた他のアイテムは非選択になります。
multi (複数)
いちどに複数のアイテムを選択できます。
none (選択不可)
アイテムをタップしても選択されません。

選択されたアイテムはハイライト表示されます。選択されたアイテムを特定する方法が2つあります。

  • ‘Item Tap’ エレメントイベントタブにタスクを設定します。アイテムをタップすると毎回ローカル変数 %select_indices に選択されたアイテムが格納されます。
  • ‘Element Get Value’ アクションを使えば、いつでも選択されたアイテムを調べることが出来ます。
パラメーター: Item Layout (アイテムの配置)

リストにあるアイテムをどの様に表示するかを指定します。各アイテムは全く同じレイアウトに設定されます。変更するにはタップします。各々のメニューエレメントはそれぞれ独自のレイアウトを指定することが出来ます。

2つの既成のレイアウトが用意されています。虫眼鏡のアイコンをタップして選ぶことが出来ます。 ‘Icon and Text(アイコンとテキスト)’ がデフォルトです。

Events (イベント)
Related Actions (関連のアクション)

Number Picker(ナンバーピッカー)

説明

指定した範囲で数値の選択をします。

エレメントを長押しすることで、選択された数値の範囲で数値を増加させたり、タップする度に数値を増減させることが出来ます。

Events (イベント)

‘Value Selected’ イベントはスクロールが終了した時点で発生する点に注意してください。つまり、ユーザーが画面から指を離してナンバーピッカーの数値の変化が停止した時点でイベントが発生します。

これに対して、長押しによる数値の選択は、数値が変わるたびにイベントが発生します。

Related Actions (関連のアクション)

Oval / Rectangle (楕円・四角)

説明

楕円と四角の各エレメントは、主に装飾の目的で使われますが、例えば、Strokeイベントなどを発生させるスペースとして利用することもできます。

Events (イベント)
Related Actions (関連のアクション)

Slider (スライダー)

説明

Android標準の ‘シークバー’ にアイコンを指定したり、最小・最大値および現在値が表示できるように、機能を拡張したものです。

Events (イベント)
Related Actions (関連のアクション)

Spinner(スピナー)

説明

‘Spinner’ エレメントでは、メニューから1つの項目を選ぶ事が出来ます。現在選択中の項目のみが表示されます。タップするとメニューが表示され、項目を選択するとメニューは再び非表示になります。

パラメーター: Source(元データ)

メニューのアイテムは直接入力するか、変数配列によって設定します。配列を使う場合、リストには配列の全ての要素の値が含まれます。【例】 %var(1), %var(2) など。

直接入力する場合には、エレメント編集画面の ‘Item’ タブをタップすることでアイテムを選択します。デフォルトの(最初に選択されている)アイテムは左側のチェックボックスで指定します。

デフォルトでは、スピナーはテキストしか表示しない点に注意してください。アイコンも表示する場合は、 ‘Item Layout’ (事項参照)にあるアイコンを長押しして ‘Show(表示する)’ を選択してください。

パラメーター: Item Layout(アイテムの配置)

リストにあるアイテムをどの様に表示するかを指定します。各アイテムは全く同じレイアウトに設定されます。変更するにはタップします。各々のスピナーエレメントはそれぞれ独自のレイアウトを指定することが出来ます。

パラメーター: Background Color(背景色)

スピナーがタップされた時に選択可能な値を表示するウインドウの背景色を指定します。

Events (イベント)
Related Actions (関連のアクション)

Text (テキスト)

説明

ラベル等のための編集不可能なテキストを表示します。

パラメーター: Position (位置)

その表示領域内での表示位置です。

パラメーター: Text Width Scale (文字幅の倍率)

テキストを横方向に縮小(マイナス値)、拡大(プラス値)するための倍率です。

パラメーター: Vertical Fit Mode (縦方向のフィットモード)

テキストの文字高さが、それを表示するエレメントの高さよりも高かった場合にどのように調整するかを指定します。

パラメーター: Text Format (文字フォーマット)

テキストがどのように表示されるかを指定します。

  • Plain Text (プレーンテキスト)
    テキストをそのまま表示します。
  • Text With Links (リンク付きテキスト)
    URL、Eメールアドレス、電話番号など、リンクをタップできるよう(シーン編集画面ではできません)に表示します。
  • HTML (HTML)
    テキストをHTMLに変換して表示します。単純なタグのみが使用可能で、画像は表示できません。
Events (イベント)
Related Actions (関連のアクション)

Toggle(トグル)

説明

点灯とラベルで2つの状態を表すボタンです。

Events (イベント)
Related Actions (関連のアクション)

Web (ウェブ)

説明

ブラウザウインドウのように働きます。

パラメーター: Mode / Source (モード/参照先)

これらのパラメーターは、Web表示用のデータをどのように取得するかを決定します。

  • URISource パラメーターが、Web表示用データの取得のためにURI(例えば、http://)を参照します。
  • FileSource パラメーターには、Web表示用データがあるローカルファイルパスが指定されます。
  • DirectSource パラメーターには、Web表示すべきHTML(必要があればJavaスクリプトも)が直接指定されます。
パラメーター: Allow Phone Access (携帯端末へのアクセス許可)

このパラメーターが選択されていると、Web表示された内容から端末に保存されているデータへのアクセスとTaskerのJavaScript Interface functionsを含むJavaスクリプトの実行を許可します。

この機能は、複雑かつ高機能なインターフェースを備えたWeb表示を可能にしますが、使用に際しては、指定された内容の発信元が十分に信頼の置ける場合に限定してください。

パラメーター: Self Handle Links (リンクの自己管理)

有効な場合、リンクはWeb表示内で処理されます。無効な場合、その処理はシステム(デフォルトのブラウザなど)に引き継がれます。

Events (イベント)
Related Actions (関連のアクション)

Scene Element Edit (エレメント編集画面)

シーンエレメントの属性を設定することができます。属性の種類ごとにタブに分類されています。

全てのエレメントに全てのタブがあるわけではありません。

UI (ユーザーインターフェース)タブ

編集画面の主な部分です。エレメントの外観を設定します。

Items (アイテム)タブ

Menu(メニュー)エレメントにのみ関連があります。

各行ごとにメニューのアイテムを設定します。左端からコントロールの説明をします。

選択用チェックボックス
これが表示されるのは、メニューエレメントのSelection Modeパラメーターで、Singleまたは、Multiが選択されているときです。このチェックボックスにチェックが入ったアイテムは、メニューが表示されたときに選択された状態で表示されます。
アイコンボタン
アイテムに表示するアイコンです。アイコンを表示させたくないときには、UIタブのLayoutパラメーターでアイコンを非表示にします。
ラベルテキスト
アイテムに表示するラベルです。ラベルを表示させたくないときには、UIタブのLayoutパラメーターでラベルを非表示にします。
アクションボタン
アイテムがタップされたときに実行されるアクションを指定します。
ゴミ箱
アイテムを削除するのに使います。

アイテムを追加するのには、画面の下にあるプラスボタンをタップします。

Background (背景)タブ

エレメントが表示されたときに、背景として使用される四角形を設定します。エレメントのサイズに合わせて、引き伸ばされます。

背景に画像を使用したい場合は、別にイメージエレメントを作り、それを背面に配置します。

Event Tabs (イベントタブ)

イベントタブでは、エレメントに対してユーザーが何らかの操作をしたときに、Taskerが行う動作を設定します。ほとんどの場合一つのタスクを指定しますが、場合によっては、タスクが実行される条件をフィルターとして指定することもできます。

タスクがどのようなイベントに基づいて実行されるかの判断を助けるため、、または、必要であれば、一つのタスクに異なるイベントを制御させるために、Taskerは、必要な情報を特定のローカル変数に格納します。これらの変数は、アクション内で、タグマークのアイコンをタップすることで、選択できます。

以下の変数は、そのようなタスクで利用可能です。

%scene_name
そのエレメントを含むシーンの名前を格納します。
%element_name
ユーザーが操作するエレメントの名前を格納します。例)Button1
%element_type
エレメントの種類を格納します。例)Button
%event_type
イベントの名前を格納します。例)Tap
Text Changed (テキストが変更されたとき)

関連するエレメント: TextEdit (テキストボックス)

このイベントはテキストが変更されると発生します。すなわち、エレメントにフォーカスがある状態で、文字入力キーが押された場合です。

%new_val
新しいテキストを格納します。
%old_val
古いテキストを格納します。
Change (変更されたとき)

関連するエレメント: CheckBox (チェックボックス)、Toggle (トグル)

%new_val
エレメントの新しい状態。(OnまたはOff)
%old_val
エレメントの以前の状態。(OnまたはOff)
Tap, Long Tap (タップ、長押ししたとき)

関連するエレメント: Button (ボタン)、 Doodle (ドゥードル)、Image (イメージ)、Map (マップ)、Oval (楕円)、Rectangle (四角)、Text (テキスト)

以下の変数は、マップエレメントで利用可能です。

%coord
マップをタップした位置の緯度と経度を格納します。
%label
タップされた地図上のマーカーに表示されるラベルを格納します。マップエレメントにマーカーを追加するには、SceneカテゴリーのElement Add Geomarkerアクションを使います。
Value Selected (値が選択されたとき)

関連するエレメント: Slider (スライダー)

%new_val
選択された新しい値を格納します。
%old_val
前回選択された値を格納します。
Item Tap, Item Long Tap (アイテムがタップ、長押しされたとき)

関連するエレメント: Menu (メニュー)

%select_indices
リスト内で現在選択されているアイテムを、コンマで区切って格納します。例)3,4
%select_labels
リスト内で、現在選択されているラベルを、コンマで区切って格納します。例)Blue,Yellow
%tap_index
このイベントが発生したアイテムのインデックスを格納します。
%tap_label
このイベントが発生したアイテムのラベルを格納します。
Stroke (ストロークされたとき)

関連するエレメント: Doodle (ドゥードル)、Image (イメージ)、Oval (楕円)、Rectangle(四角)、Text (テキスト)

このイベントには、二つのフィルターパラメーターがあります。

Direction (方向)
ストローク操作の向きを指定します。
Length (長さ)
最低必要なストロークの距離をおよそのピクセル数で指定します。

これらのフィルターにマッチしない場合、タスクは実行されません。

%stroke_dir
ドラッグ操作の向きを格納します。
%stroke_len
ドラッグされた距離を格納します。
Item Select (アイテムが選択された時)

関連するエレメント: Spinner (スピナー)

新しいアイテムが選択された時に発生します。

%tap_index
選択されたアイテムのインデックスを格納します。。
%tap_label
選択されたアイテムのラベルを格納します。
Link Tap (リンクがタップされたとき)

関連するエレメント: WebView (ウェブビュー)

このイベントには、二つのフィルターパラメーターがあります。

URL (URL)
このパラメーターが指定されている場合、タップされたリンクのURLが一致したときにタスクが実行されます。
Stop Event (中止イベント)
リンク先への移動を中止するかどうかを指定します。
%url
タップされたリンクのURLが格納されます。
Page Loaded (ページがロードされたとき)

関連するエレメント: WebView (ウェブビュー)

%url
ロードされたページのURLが格納されます。